本書は、経営判断に必要なサイバーセキュリティの本質を、実務的かつ戦略的な視点から解説した実践的なガイドです。専門分野に偏らない全社的な視座で構成されており、経営層が組織のリスクに主体的に向き合うための基礎と指針を提示します。被害事例、法制度、国際潮流を交えながら、サイバーリスクを事業継続や企業価値の文脈で捉える考え方を広く提供しています。

■各章テーマ

　１．イントロダクション

　２．経営とサイバーセキュリティ

　３．サイバーセキュリティ及びサイバー犯罪の実状

　４．サイバーセキュリティの選択的国際観－サイバーセキュリティ先進国から得られる教訓

　５．サイバー関連政策・法令・ガイドライン

　６．コーポレートリスクとガバナンスの必要性

　 F. 付録：金融機関編