デジタル業務改革とは、事業が顧客価値と競争力を創出することを目指して、自社のビジネスプロセスをデジタルの活用によって再構築することです。
デジタル業務改革の取組みは、3つのステージが想定されます。
★BPM(ビジネスプロセス・マネジメント)は、各ステージで着実に成果を上げるためのプロセス改善活動です。
各ステージでは、業務プロセスの可視化~改善・改革構想づくり~業務プロセスの再設計~業務運用・改善を行います。
企業情報化協会では、各社の改革目的とステージに合わせた改革活動の企画・推進・人材育成をご支援します。
業務プロセスの表記法BPMNと、業務プロセスを実行・管理するBPMシステムは、業務プロセスのPDCAサイクルを回すための技術です。
BPMNは、業務を実行する際に、関係者が共通に理解しておくべき、仕事の始め方、役割分担、各担当の仕事内容、お客様とのやり取りなどのフローを記述する手法です。国際標準(ISO19510)になっています。
なお、BPMNのモデリングには詳細度によってレベルが有ります
レベル1(記述モデル) | 業務実務者の合意形成や、システム構築者に必要な情報を伝える道具として使用します。数少ない記号と注釈文によって、だれでも簡単に作成できて、分かり易い表記です。 |
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レベル2(分析モデル) | 業務プロセスをBPMシステムなどのITで実現するための設計情報として、業務の統制や例外処理などを記号で表します。使いこなすには、専門的な学習と経験が必要です。 |
BPMシステムは、業務プロセスの実行・管理を支援する情報システムで、PDCAサイクルの全てのフェーズをサポートします。
BPMSは、BPMを実行するためのシステムの総称です。
上記の表現はあくまで傾向を示すもので、販売されているBPMシステムが全て機能を備えている、あるいはこれ以外の機能が無いことを説明するものではありません。