ジェネレーティブAIなどの技術革新により新局面に突入したデジタルビジネスの姿とは

第9期デジタルビジネス推進研究会

デジタル技術活用とビジネスの共創促進を可能にする 人材・組織改革を目指す交流深化の場

開催にあたって

 あらゆる物・コトのデジタル化や可視化とコネクティビティを前提としたIoT(Internet of Things)は、第4次産業革命とも称えられ、モノ作りを初めとする経営革新に大きな影響を与えることが予想されます。また、サプライチェーン・バリューチェーンを中心とした各種連携や今後のグローバル化のキィファクターとして注目を浴びています。

 これらの変革は、企業戦略においても従来のIT 戦略から、人、モノ、コトをつなぎ、新たなビジネスを創出し、旧来の市場や既成概念を超えた「破壊的創造」を導く土壌となります。

 本コンソーシアムはこのIoT利活用による生活やビジネス環境の変化が顕在化しつつある昨今において、デジタルビジネスへの変革を担い、今後の更なる経営革新のための主軸としての活躍が期待されている情報部門が今後取り組むべき課題・実現方法について議論を深めてまいります。

公益社団法人企業情報化協会
会長 山内 雅喜(ヤマトホールディングス株式会社 参与)

国内デジタル活用推進のための3つのポイント

研究会プログラム

開催スケジュール

集合時間
13:40
参加者自己紹介
13:50~14:00
(ブレイクアウトセッション内)
セッション 1
14:00~14:50(事例発表)
14:50~15:10(ディスカッション)
15:10~15:30(質疑応答)
セッション 2
15:45~16:35(事例発表)
16:35~16:55(ディスカッション)
16:55~17:15(質疑応答)

コーディネーター

田口 潤

株式会社インプレス
編集主幹 田口 潤

実施方法

  • オンライン(Zoom)
  • 会場開催(東京プリンスホテル 他)
を織り交ぜたハイブリッド方式

プログラム

第1回
6月28日(金)

DX企業推進事例

講演1

AISINのCYBER/PHYSICAL FACTORY構想とDATA分析について

AISINでは、CYBER/PHYSICALという構想に基づき、効率的で働きやすい工場を目指すと共に、電動化、CNへの対応を加速しています。今回は、製品、人、工程などの生産諸活動のデーターをAIを用いて分析、活用する具体的な事例についてご紹介します。

株式会社アイシン

Senior Executive Advisor 鈴木研司

オープニングディスカッション

テーマ:生成AI時代に新たに生まれるデジタルビジネス推進の課題と脅威

第2回
7月23日(火)

ウラノス構想と環境負荷に対応する企業連携事例

講演1

ウラノス・エコシステムによるデジタル変革のための政策展開

経済産業省では、経済成長と社会課題解決を両立させるために、官民が一丸となってスピーディーな意思決定と社会実装の実現を目的として、政府と業界団体による官民連携のスキームをウラノス・エコシステムとして推進している。今回は、国内外のデータ連携に関する官民の動向を交え、産学官から専門家を結集させて政策の立案(アーキテクチャ設計)から展開(社会実装)までを一気通貫で実施する仕組みを中心に紹介する。

経済産業省

商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室 統括係長
鈴木 翔

ディスカッション

テーマ:企業間連携実現のための情報・手段を共有する

第3回
8月22日(木)

生成AI時代のビジネス革新

講演1

日清食品グループにおける生成AI活用

日清食品グループでは、業務効率化と生産性向上を目指し、2023年4月に専用のChatGPT環境「NISSIN AI-chat」を導入しました。現在、多くの部門で積極的に活用されています。この講演では、社内普及を促進するための取り組みや、生成AIをさらに活用するための施策についてご紹介します。

日清食品ホールディングス株式会社

情報企画部 デジタル化推進室 室長 山本 達郎

講演2

EC物流における自動化とSDGsへの取組み

  • アスクル事業のサービスの変遷、物流プラットフォームの変遷と今後の方向性について。
  • 広義のサプライチェーン(SCM)とSDGsの関係性、数年前から実施しているSDGsの取組み事例。
  • 商品調達方法の改革として、発注物量の平準化のシステムをAIを使用し実現し、サプライヤー様の車両削減とCO2削減、双方の業務効率向上の事例。
アスクル株式会社

取締役COO 兼 営業本部 本部長 川村 勝宏

営業本部 エージェント営業2部 部長 長浜 士朗

第4回
9月18日(水)

生成AIビジネス活用の現在地点と共創ワークショップ

講演1

AI・生成AIの活用状況から見る、今後のトレンドと 人間中心のAI(Human Centered AI)への道

近年のAIの躍進には目を見張るものがあります。特に一連の生成AIの登場と短期間での進化は、連日世界中を驚かせています。本講演では、AIの衝撃について触れつつ、先進事例や今後の方向性について述べます。 特に、信頼できるAIの実現に向けて重要な「人間中心のAI」(Human Centered AI)というアプローチと鍵を握る技術(「世界モデル」「確率的プログラミング」)についても解説します。

株式会社博報堂DYホールディングス

執行役員 Chief AI Officer/
Human-Centered AI Institute代表

森 正弥

共創ワークショップ

生成AI時代のイノベーション創造を体験する

アイディア創出プラットフォーム「Ideascale」を活用し、デジタルビジネスのアイディア共創、生成AI活用によるアイディアブラッシュアップを体験いただきます。

ご説明/ファシリテーター:

Ideascale ジャパン株式会社

代表取締役社長 イスル・スバシンヘ

第5回
10月31日(木)~ 11月1日(金)

現地見学
長崎市にみえる環境に配慮した施策と
スタートアップ企業における取組み

長崎スタジアムシティ(10月14日開業予定) 訪問日:10月31日(木)

長崎スタジアム

長崎発のスタートアップ企業との交流 訪問日:11月1日(金)

講演・交流登壇企業(団体)

株式会社アドミン 代表取締役 山口知宏

株式会社Booon Co-Founder/CEO 橋爪海

長崎市 経済産業部

長崎スタジアム
第6回
11月27日(水)

Web3時代のAI・DX戦略とサイバーセキュリティ

講演1

Web3の世界観に触れる

「Web3とは何か?」を国内外の豊富な最新事例から学び、どのようなビジネスとつながってくるのかをわかりやすく解説。『デジタルテクノロジー図鑑』(SBクリエイティブ、2023年)の図版をもとにWeb3、NFT、DAOなどブロックチェーン技術に基づく主要なキーワードを理解する。

Emoote Pte. Ltd.

共同創業者 / リサーチャー comugi

講演2

セキュリティの現在
(具体的タイトルは9月ころ決定します)

サイバーセキュリティを取り巻く状況は、そのタイミングにおける社会・企業の環境により刻々と変化します。したがって現時点ではあえてテーマを決めず、講演時の状況や時代の趨勢などを踏まえ具体的な最新情報を織り交ぜてご講演させていただきたいと考えております。

一般社団法人日本ハッカー協会

理事 杉浦 隆幸

第7回
12月6日(金)

生成AI時代のDX人材像と育成例

講演1

データ専門家とビジネス現場をつなぐ「ビジネスアナリスト」が活躍 One-Asahiで加速する、アサヒグループのData & Innovation戦略

大規模言語モデルの飛躍的進化とジェネレーティブAIの登場により、人間がデータを能動的に「分析する」世界からAIとの対話を通して「理解する」世界に変化しました。これは、従来のデータ分析技術を用いて行ってきた答えを「探す」ことからAIを活用することで「探さない」時代への変革とも言えます。アサヒグループがデータ利活用やジェネレーティブAIの実践を通してどのように経営変革を推進しているかご紹介します。

アサヒグループジャパン株式会社

Data & Innovation室 室長・General Manager 深津 智威

講演2

デジタルを価値創造の武器として活用するための処方箋 ~ビジネスアナリストの育成とUNLOCKが必要な理由~

日本企業は概してデジタルを十分に使い切れていない感じがする。その原因は、ソフト開発にあるのではなく、デジタルをどう使うかを企画する段階に課題があるように思う。企画プロセスがほとんど進化していないし、その重要性に気がついていない。企画プロセスを認知する、それを担当する専門人材であるビジネスアナリストを育成する、企画内容を従来の常識を壊すもの(UNLOCK)とすることが改革の骨子ではなかろうか。

特定非営利活動法人CeFIL理事・DBIC

元・東京海上日動火災保険株式会社 常務取締役 横塚 裕志

プログラムは内容・スケジュールに変更の可能性がございます。

企画委員

委員長

太田 朝道

JR東日本テクノロジー株式会社
代表取締役社長
太田 朝道

副委員長

島田 俊夫

株式会社CAC Holdings
特別顧問
島田 俊夫

飯田 耕造

株式会社ディ・アイ・システム
顧問
飯田 耕造

小澤 勇夫造

株式会社日本能率協会コンサルティング
代表取締役社長
小澤 勇夫

鈴木 周志

横河レンタ・リース株式会社
取締役 専務執行役員
鈴木 周志

委員

横山 文彦 株式会社IHIエスキューブ ES事業部 事業部長
小林 文宏 味の素株式会社 DX推進部長
水原 祥光 イツワ商事株式会社 営業本部 システム部 執行役員
田口 潤 株式会社インプレス IT LEADERS 編集主幹
富岡 英俊 AJS株式会社 ERPソリューション事業部 事業部長
杉坂 浩一 SCSK株式会社 事業投資推進本部 本部長付
吉本 浩二 株式会社STNet 上席理事  経営企画室長
福田 亜希子 NTTコミュニケーションズ株式会社 執行役員 ビジネスソリューション本部
スマートワールドビジネス部長 兼 ソリューションサービス部 デジタルソリューション部門長
萬木 悟 NTTコムウェア株式会社 エンタープライズソリューション事業本部 ビジネスイノベーションソリューション部 第3ソリューション部門 担当部長
谷中 一勝 株式会社NTTデータ デザイン&テクノロジーコンサルティング事業本部 事業本部長
椿  茂樹 株式会社NTTデータセキスイシステムズ 代表取締役 常務執行役員
塚田 章智 NRIシステムテクノ株式会社 取締役副社長
大石 勝美 NECソリューションイノベータ株式会社 エンタープライズ事業ライン 執行役員
森田 徹 大阪ガス株式会社  DX企画部 SaaS推進チーム マネジャー
池田 秀明 株式会社オカムラ DX戦略部 部長
山本 高広 沖電気工業株式会社 コンポーネントプロダクツ事業部 副事業部長(兼)事業企画部長
吉田 勝洋 株式会社キューブシステム DX 事業推進室 室長
安藤 嘉教 Group IMD 株式会社 代表取締役(英国Peach社 日本地域担当副社長)
傳寳 幸宏 株式会社ジェーエムエーシステムズ 事業企画部 部長
山田 哲也 ソフトバンク株式会社 法人統括 鉄道事業推進本部 本部長
間宮 孝佳  鉄道情報システム株式会社 営業推進本部 第二営業企画部 部長 
吉田 和史 東京海上日動システムズ株式会社 デジタルイノベーション本部本部長代理 
嶋廻 大地 東京ガスiネット株式会社 アジャイル開発部 課長
相田 竜介 株式会社日本総合研究所 先端技術ラボ 部長
大森 靖之 株式会社日本能率協会コンサルティング 生産コンサルティング事業本部
サプライチェーン・デザイン&マネジメントユニット グループ長
森  正弥 株式会社博報堂DYホールディングス 執行役員 Chief AI Officer / Human-Centered AI Institute代表
栢野 政義 東日本旅客鉄道株式会社 イノベーション戦略本部 マネージャー
平谷 京子 株式会社日立システムズパワーサービス ソリューション事業部 事業主管
鶴田 泰史 株式会社プリマジェスト デジタルイノベーション本部 サービスデザイン統括部 統括部長
林  修 三井E&Sシステム技研株式会社 取締役 常務執行役員
黒﨑 裕之 横河電機株式会社 デジタル戦略本部 副本部長

順不同・敬称略 2024年2月現在

開催概要

会 期
【第1回】2024年  6月28日(金)13:50〜17:15
【第2回】2024年  7月23日(火)13:50〜17:15
【第3回】2024年  8月22日(木)13:50〜17:15
【第4回】2024年  9月18日(水)13:50〜17:15
【第5回】2024年 10月31日(木)〜11月1日(金)※開催時間が通常と異なります。
【第6回】2024年 11月27日(水)13:50〜17:15
【第7回】2024年 12月 6日(金)13:50〜17:15
参加対象
  • 情報システム部門 責任者
  • 情報システム機能 子会社責任者
  • IT ベンダー企業のご担当者・責任者
主 催
IT協会(公益社団法人企業情報化協会)

参加申込

本コースの申込受付は終了いたしました

1.参加申込方法について

各種催事ごとの専用申込フォームより、本参加規程、ならびに個人情報保護方針に同意のうえ、お申込ください。

申込フォームによるお手続きが難しい場合は、催事ごとの専用申込用紙をダウンロードし、必要事項をご入力後にメール添付にてお申込ください。
申込書送付先:info@jiit.or.jp

2.参加費用のご請求について (有料イベントの場合のみ)

お申込受付後、ご請求書をPDFで発行し、メール添付にてお送りいたします。
請求書が届き次第、指定銀行の口座にお振込みください。お支払は、原則として開催日までにお願い申し上げます。

貴社の規定により開催後のお支払となる場合にはメールにてご連絡ください
請求書の原本が必要な場合は、ご郵送いたしますのでメールにてご連絡ください
公益社団法人企業情報化協会 業務推進部
メール:
info@jiit.or.jp
TEL:
03-3434-6677

3.キャンセル規定について (有料イベントの場合のみ)

参加予定の方のご都合が悪い場合には、代理の方がご出席ください。
参加申込みの後にキャンセルされる場合には、下記キャンセル料を申し受けしますので、ご了承ください。

開催10日前から
前々日
参加費用の30%
開催前日および当日 参加費用の全額
万一キャンセルの場合は必ずメールでご連絡ください
海外調査団、現地見学会等、一部旅行代理店のサービスを利用するものについては、旅行代理店のキャンセル規定を適用いたします。お申込時に必ずご確認ください。

4.注意事項

講演資料の写真撮影、講演内容の録画・録音、ならびに講演内容の転送拡散等は禁止させていただいております。
内容を引用した報道もご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

公益社団法人 企業情報化協会(IT協会)

〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル3階
TEL:03-3434-6677(平日)月~金 9:00~17:00
E-Mail:info@jiit.or.jp