開催趣旨Objectives
本フォーラムは2006年3月に第1回を開催し、今年で18年目を迎え、その間一環して「業務プロセスの継続的改革」の重要性を訴えてまいりましたが、ここ数年企業がデジタル技術を活用して経営や事業を変革する取り組みである「デジタルトランスフォーメーション」が注目され、変革を実現するための業務改革にも目を向けられるようになりました。
加えて、昨今の新型コロナウィルス対応のため、各社とも在宅勤務やオンライン会議などの実施により、より業務プロセスの明確化、効率化が必要とされてきております。このような状況下において企業情報化協会では、ICT技術活用による業務プロセスの継続的改善と効率化における最新情報発信の場として、本フォーラムを開催いたします。
プログラムProgram
基調講演 KN-1デジタルを価値創造の武器として活用するための処方箋
~ビジネスアナリストの育成とUNLOCKが必要な理由~特定非営利活動法人CeFIL理事・DBIC共同代表
日本企業は概してデジタルを十分に使い切れていない感じがする。その原因は、ソフト開発にあるのではなく、デジタルをどう使うかを企画する段階に課題があるように思う。企画プロセスがほとんど進化していないし、その重要性に気がついていない。企画プロセスを認知する、それを担当する専門人材であるビジネスアナリストを育成する、企画内容を従来の常識を壊すもの(UNLOCK)とすることが改革の骨子ではなかろうか。
実践事例1 KS-1
実践事例2 KS-2
実践事例3 KS-3
特別講演 TB-1
スポンサーセッション1 SS-1BPMコンサルティング
スポンサーセッション2 SS-2ローコードプラットフォームサービス
スポンサーセッション3 SS-3BPMソリューション
スポンサーセッション4 SS-4プロセスデザイン&エンジニアリング
スポンサーセッション5 SS-5プロセスマイニングソリューション
スポンサーセッション6 SS-6DXコンサルティング
スポンサーセッション7 SS-7デジタルルールソリューション
スポンサーセッション8 SS-8BPMコンサルティング
ナビゲートセッション NB-1公益社団法人企業情報化協会
デジタル業務改革/BPMフォーラム2023
キーメッセージ・聞きどころ
後夜祭Post event celebration
開催日時:2024年 1 月15日(月)15:00~18:30
会場:東京プリンスホテル サンフラワーホール
囚われた思考習慣を解放(UNLOCK)し、
デジタル時代の業務改革「はじめの一歩」を踏み出すための実践ポイント!
アーカイブ配信をご視聴いただいた方皆様ご招待いたします。配信をご覧いただき、各講演についてのご質問やより深い情報の取得など、講演者と参加者をつなぐ場といたします。
※本イベントはオンライン配信をいたしません。
アーカイブ配信をご覧になられた方の個別の質問等にお答えいただく場所といたします。
※質問受付コーナーですので、ブース設置のスペースはございません。
小会会員交流会を併催します。懇親会もありますので小会関係者、聴講者のみなさまと懇親、名刺交換してください。
主催者挨拶 公益社団法人企業情報化協会 専務理事 百瀬 博 |
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15:00〜15:50 | 基調講演 日本(企業)文化とマインドセットの変革に必要な絶望感 本講演を聴講される方の多くがお持ちであろう様々な停滞感とは関係なく、時代は動いています。そのような状況の中で、我々日本(企業)文化を見直す必要があるとしたら、どのような変化が必要なのだろうか? |
15:55〜16:35 | 基調講演 デジタル改革実践者が語る、改革起動・展開への周到なアプローチ 企業にデジタル改革の必要性を目覚めさせ、改革活動を軌道に乗せるために改革推進者に期待される役割は、以下の4つがあります。
この実践ポイントを、地銀共同、東証、日本郵便などでデジタル改革を進めてきたご本人より、経験に基づきお話をいただきます。 進行:企業情報化協会 デジタル業務改革推進プロジェクト 横川 省三 |
16:45〜17:30 | パネル&QA 囚われた思考習慣を解放(UNLOCK)し、 |
17:30〜17:45 | 協賛企業のご紹介 |
17:45〜18:30 | 懇親会 |
※後夜祭の参加申込みは、第18回 デジタル業務改革/BPMフォーラム 2023申し込みフォームより、プログラムの参加と同時にお申し込みいただけます。
プログラム参加のみをお申し込み後、後夜祭参加をご希望の場合は、事務局へお問い合わせください。
開催概要Outline
- 名 称
- 第18回デジタル業務改革/BPMフォーラム2023
囚われた思考習慣を解放(UNLOCK)し、デジタル時代の業務改革「はじめの一歩」を踏み出すために - 配信期間
- 2023年12月21日(木) 10:00〜
2024年 2 月 9 日(金) 17:00(予定) - 後夜祭
- 会期:2024年 1 月15日(月) 15:00~18:30
会場:東京プリンスホテル サンフラワーホール - 開催方法
- 事前収録によるオンラインアーカイブ配信
※お申込いただいた方へ視聴方法のご案内をメールでお送りいたします。 - 参加費用
- 無料
- 参加対象
- ◎ 業務改革、デジタル業務改革の責任者、メンバー
◎ 情報システム部門責任者、情報システム機能子会社責任者
◎ 経営企画部門責任者
◎ ITベンダー企業のご担当者・責任者 - 主 催
- 公益社団法人企業情報化協会(IT協会)
- 後援
(一部申請予定) - 一般社団法人IIBA日本支部
特定非営利活動法人CeFIL
特定非営利活動法人ITコーディネーター協会 - 協 賛
- 株式会社エル・ティー・エス、エスコ・ジャパン株式会社、SAPジャパン株式会社、株式会社イノベーティブ・ソリューションズ(後援:株式会社サン・プラニング・システムズ)、Celonis株式会社、株式会社Regrit Partners、株式会社オージス総研、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
協賛企業Sponsor
後援Supporting
お問合せContact
- 公益社団法人 企業情報化協会(IT協会)
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル3階
TEL:03-3434-6677(受付時間)月~金 9:00~17:00(ただし祝日を除く)
実践事例1 KS-1株式会社 JPX 総研
フロンティア戦略部 部長
山藤 敦史氏
日本取引所グループが取組む新たな価値創出への挑戦
~ 危機感の醸成、挑戦するカルチャーづくり ~
社会全体がデジタル技術の進展による影響を受けていますが、金融・証券市場も例外ではなく、特にデータを中心として大きな変化が予想されています。当社のDXへの取り組みは現在進行形で、上手くいったこともあれば、失敗から学ぶこともありました。外部環境の分析、データビジネスのポイント、挑戦を促す仕組み、教育問題など、幅広いテーマで議論させて頂きます。
実践事例2 KS-2ジヤトコ株式会社
デジタルソリューション部 主担
岩男 智明氏
自分の仕事は自分で変える! ~DXに向けた市民開発体制構築~
ジヤトコ株式会社は、市民開発体制を構築し、仕事、組織の変革を進めております。1万人を超える企業が、どのように市民開発体制を進めてきたのか。仕組みづくりの考え方、さらなる変革への取り組みをご紹介します。
実践事例3 KS-3経済産業省 特許庁
総務部 総務課 情報技術統括室長
涌井 智則氏
業務・システムの刷新における特許庁の取り組み
太古(2000年頃)に構築された業務システムは、その一部が現在でも現役として稼働している。こうしたレガシーな業務システムを、業務改革を行いつつ刷新する事業は、難易度の高いプロジェクトとなりうる。
特許庁は、このような業務システムの刷新を進めている。本講演では、刷新プロジェクトの推進におけるポイント(体制、アーキテクチャ、業務可視化)を中心に紹介する。
特別講演 TB-1一般社団法人IIBA日本支部
株式会社KBマネジメント代表取締役
前IIBA日本支部BABOK担当理事
清水 千博氏
UnlockしたビジネスアナリストがDXを成功に導く
- あなたの会社にもいる無自覚なビジネスアナリスト(事業改革推進者)とは
- 最新の「ビジネスアナリシス標準」が提案するUnlockに不可欠なマインドセット
- ビジネスモデルの変革を可能にするビジネスアナリシスの代表的な活動
- ビジネスアナリシスを導入して成果を上げている企業およびBA賞受賞組織。
スポンサーセッション1 SS-1BPMコンサルティング株式会社エル・ティー・エス
執行役員
山本 政樹氏
脱部門最適! ~全体最適な組織運営のポイントとは~
ビジネスプロセスマネジメントの中心テーマの一つが、全体最適のビジネスプロセスを実現することです。しかし、限られた領域しか見えない各部門が、個々の努力だけで全体最適を実現することは難しいこともまた現実です。本来であれば、部門を横断して全体を俯瞰できる立場にある経営者や上級管理職層がより積極的に関与すべきでしょうが、現場から遠いこれらの役割が、効果的な働きをすることもまた簡単ではありません。今回の講演では、さまざまな事例を通して、個別の部門からの見え方と、経営から見た全体最適の見え方を比較しつつ、なぜ部門最適を越えられないのか、どうすれば全体最適の組織運営を実現できるのかを考えます。
スポンサーセッション2 SS-2ローコードプラットフォームサービスエスコ・ジャパン株式会社
SI事業部
齋藤 優平氏
複雑な業務システム開発保守を可能としたLow Code 開発プラットフォームECO-PF
弊社はお客様に長年スクラッチ開発サービスを提供してきました。その経験の中で労働集約的なプログラム製造テストの工数を削減し業務要件検討時間を増やしお客様が求めるシステム実現を支援しなければならない。またそのためにお客様が求める複雑な業務要件を実現できるローコードツールを提供しなければならないとの思いに至りました。本日はエスコ・ジャパンが提供するローコードソリューションELCSをお届けさせていただきます。
スポンサーセッション3 SS-3BPMソリューションSAPジャパン株式会社
Enterprise Cloud事業本部
SAP Signavio事業部 - Value Advisory
柴﨑 公一朗氏
持続可能なBPMへの道
~デジタル管理だからこそ実現できる継続的な業務改革~
先の予測が困難なほど様々な変化のあるビジネス環境の中で、必要な業務改革を迅速に進めるためには適切なビジネスプロセスマネジメント(BPM)が重要であることは多くの方がお気づきだと思います。しかしせっかく着手したBPMの取り組みも、一度の業務分析や情報整理の取り組みに留まり、明確な価値が得られないままBPMの運用が継続されないケースが 多くあります。このセッションでは、SAP Signavio独自の最新デジタル技術を活用したBPMアプローチからどのような価値や「継続する意義」を得られるのかを今後の展望を含めてご紹介します。
スポンサーセッション4 SS-4プロセスデザイン&エンジニアリング株式会社イノベーティブ・ソリューションズ
後援:株式会社サン・プラニング・システムズ株式会社
イノベーティブ・ソリューションズ
コンサルティング本部
木下 雅幸氏株式会社
サン・プラニング・システムズ
ビジネスディベロップメント部
鈴木 裕氏
プロセスのリアルタイムモニタリングで実現するDX
デジタルツインの実現には、リアル空間のビジネスプロセスの状況把握と、バーチャル空間でのビジネスプロセスの構造図(設計図)が必須です。
本セッションでは業務取引データをダイナミックにプロセスマイニングに連携する「リアルタイムマイニング」の事例紹介を中心に、それがもたらす業務の未来予測というデジタルツインが企業にもたらす効果を紹介します。