開催趣旨Objectives
本フォーラムは2006年3月に第1回を開催し、今年で17年目を迎え、その間一環して「業務プロセスの継続的改革」の重要性を訴えてまいりましたが、ここ数年企業がデジタル技術を活用して経営や事業を変革する取り組みである「デジタルトランスフォーメーション」が注目され、変革を実現するための業務改革にも目を向けられるようになりました。
加えて、昨今の新型コロナウィルス対応のため、各社とも在宅勤務やオンライン会議などの実施により、より業務プロセスの明確化、効率化が必要とされてきております。このような状況下において企業情報化協会では、ICT技術活用による業務プロセスの継続的改善と効率化における最新情報発信の場として、本フォーラムを開催いたします。
プログラムProgram
基調講演1 KN-1DXの勘所:日本取引所・日本郵便元CIOの流儀
~ 劇的に進化し続けるITを活かすDXとは? ~株式会社ネクストシステムサポート(元日本取引所、元日本郵便CIO)
はじめに:ITで事業を創る時代になった
- 劇的に進化し続けるIT
- 社会インフラビジネスのDXの勘所
- IT活用の高度化・コモディティ化とサービスの継続性
- 事業の継続性を担保するITサービス設計と運営の実際
- IT活用・運営責任者の皆様へ
実践事例1 KS-1
実践事例2 KS-2
スポンサーセッション1 SS-1
スポンサーセッション2 SS-2
スポンサーセッション3 SS-3
スポンサーセッション4 SS-4
スポンサーセッション5 SS-5
ナビゲートセッション
開催概要Outline
- 名 称
- 第17回デジタル業務改革/BPMフォーラム2022
袋小路の「改善」から「改革」へ。DX推進の鍵を握る”全方位”のデジタル業務改革とは - 配信期間
- 2022年12月15日(木) 10:00〜
2023年 1 月25日(水) 17:00(予定) - 開催方法
- 事前収録によるオンラインアーカイブ配信
※お申込いただいた方へ視聴方法のご案内をメールでお送りいたします。 - 参加費用
- 無料
- 参加対象
- ◎ 業務改革、デジタル業務改革の責任者、メンバー
◎ 情報システム部門責任者、情報システム機能子会社責任者
◎ 経営企画部門責任者
◎ ITベンダー企業のご担当者・責任者 - 主 催
- 公益社団法人企業情報化協会(IT協会)
- 後援
(一部申請予定) - 特定非営利活動法人 itSMF Japan
一般社団法人IIBA日本支部
特定非営利活動法人ITコーディネーター協会 - 協 賛
- 株式会社イノベーティブ・ソリューションズ(後援:株式会社サン・プラニング・システムズ)、SAPジャパン株式会社、エスコ・ジャパン株式会社、株式会社エル・ティー・エス、株式会社プリマジェスト
協賛企業Sponsor
後援Supporting
お問合せContact
- 公益社団法人 企業情報化協会(IT協会)
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル3階
TEL:03-3434-6677(受付時間)月~金 9:00~17:00(ただし祝日を除く)
実践事例1 KS-1横須賀市
経営企画部 デジタル・ガバメント推進室 室長
寒川 孝之氏
デジタルガバメント推進における横須賀市の取り組み
~デジタル業務改革による効率的な行政運営を目指す~
- 横須賀市が抱えている問題
- 行政事務が悪循環となっている要因
- 3年越しの改革! 2022年10月公文書管理規則改正
- デジタル・ガバメント推進室の主な取り組み
- なぜ「住民異動手続きの見直し」を狙った?
- BPM実践ワークショップ研修の継続実施
- AI相談パートナーの導入
- 横須賀市が目指すもの
実践事例2 KS-2トラスコ中山株式会社
取締役 経営管理本部 本部長 兼
デジタル戦略本部 本部長
数見 篤氏
こころざしの実現に必要な TRUSCO DXと人材育成
人や社会のお役に立ててこそ事業であり、企業である」という当社のこころざしを起点に、お客様の不変の要求をデジタル能力で実現するため、当社が持つデジタル基盤を中心にサプライチェーン全体の生産向上に取組んでいます。
業界最後発である当社の競争力の源泉は独創力です。自社が持つデータを活用し、他社がやらない物流、サービス、品揃え・在庫、商品をはじめとした、ありとあらゆるものをデータで管理し、お客様の不変の要求にお応えしています。
DXに取り組む中で得た気づきをご紹介いたします。
スポンサーセッション1 SS-1株式会社エル・ティー・エス
執行役員
山本 政樹氏執行役員
島野 陽介氏
「3つの壁」を越えて企業変革を実現するビジネスプロセス変革新刊著者による対談
企業の変革活動は複雑化・高難易度化を続けています。そんな変革を担うリーダーに向けて、 2022年11月にLTSは2冊の本を出版しました。『次世代リーダーのための変革実践ガイド(プレジデント社)』と『ビジネスプロセスの教科書 第2版(東洋経済新報社)』です。
2冊の書籍では企業変革をそれぞれのテーマ・視点から解説していますが、共通の問題意識があります。それは社内のさまざまな“境界を越える”ことが、変革の鍵となるということです。
企業変革の経験豊富な著者2人が、企業が変革を進める上での障壁となる3つの壁(意識の壁、組織の壁、経営の壁)と、それらを乗り越える方法について対談形式で語ります。
スポンサーセッション2 SS-2SAPジャパン株式会社
ソリューション事業推進部 シニアビジネスデベロップメント
森中 美弥氏
ビジネスプロセスマネジメント(BPM)の進化を実現する
SAP Signavio ソリューション
ビジネスプロセスマネジメント(BPM)は、欧米企業を中心に継続的なデジタル業務改革の手法として日々進化し、活用されています。SAP Signaviは、設計から展開・分析までのエンドツーエンドのBPMサイクルを、統合プラットフォーム上で顧客視点も交えながら継続的に実現可能です。今回のセッションでは、当ソリューションが継続的なデジタル業務改革をいかに実現し・効果を生むのかをデモを交えながらご紹介します。
スポンサーセッション3 SS-3株式会社イノベーティブ・ソリューションズ
後援:株式会社サン・プラニング・システムズ株式会社イノベーティブ・ソリューションズ コンサルティング本部
木下 雅幸氏
「14の到達レベルと6つの作業手順」
継続的な業務改善・改革のためのレベルチェック
大きな社会的テーマである人口減少に対する取り組みの一つが「継続的な業務改善・改革」であり、それらの活動の基盤となるものが「ビジネスプロセス」です。
しかしながら多くの企業では「業務プロセス」はプロジェクトの度にAs-Isを書き起こし、To-Beを描くものになっています。また、誰が見てもわかるものになっていない、粒度がまちまちなど、標準化がされていないことも多くみられます。
本セッションでは、業務プロセスを標準化し、より戦略的に活用する上で目標とするべき到達レベルを14段階に定義し、更には継続的に推進すべき6つの作業工程を紹介します。